組織培養課:
弊社には10,000級のクリーンルームがあります。クリーンルームには3台のエアーシャワールームが設置されており作業室内を常に清潔に保っています。スタッフは必ずこのエアーシャワールームで衣服などについた粉塵や細菌を洗浄してから入室します。弊社には120台の無菌作業台があります。年間最高で約1800万株の苗が生産されます。生産についてはお客様よりオーダーいただいた数量を確実に達成できるように弊社では2010年より生産管理システムを導入し、農業の分野で初めてのオーダー生産技術、納品正確度90%を達成しました。
研究開発部門:
苗の品質を確保するため弊社ではSOPに従っての生産とスタッフの教育訓練以外に2011年11月より研究開発部門を立ち上げました。研究開発部門の役割はフラスコ生産の品質をよりよくするため、生産過程での問題点や新しい生産技術の開発と定期的にウイルス検査を行う以外にも毎年の新品種の開発やテストも行っています。ウイルス検査についてはバイオチップ検査機器を使用し、胡蝶蘭によく見られる東アジアシンビジウムモザイクウイルス(CymMV)、オドントグロッサムリングスポットウイルス(ORSV)、トスポウイルス(CaCV)、キュウリモザイクウイルス(CMV)とクロロチックスポットウイルス(PhCSV)などのウイルス検出しています。
品質管理課
培養液前準備グループ:
主に培養液を作っています。苗のウイルス感染や汚染を防ぐため高温高圧蒸気滅菌法で設備を消毒しています。弊社では3つの高性能高温滅菌装置を使用し、1日に10000瓶分の培養液を生産することが可能です。
品質管理グループ:
主にフラスコの段階の苗の手入れと出荷する苗の品質の確認を行っています。弊社のフラスコ栽培室は現在約2700㎡、約300000瓶のフラスコが入ります。この栽培室ではフラスコ出しをしてすぐに最適な光線を与えられるようフラスコの段階で適度な光線の入る環境が整えられています。
栽培グループ:
お客様によって違うサイズの苗をご希望されます。よって弊社では2013年に栽培グループを立ち上げアメリカへの出荷認可を得た約 6,000㎡の栽培室があります。お客様に水苔苗の提供や弊社の新品種のテストも可能です。
マーケティング企画部
お客様に直接正確且多様なサービスを提供するため、弊社では2011年に営業部、2016年に商品企画と市場マーケティングを取り入れ、部門名をマーケティング企画部としました。品質を向上しヤングホームブランドの価値を向上に努め、皆様の信頼を得ることのできる、ご満足いただけるサービスをご提供させていただきます。商品などのお問い合わせなどございましたら、是非各国営業担当にご連絡ください。